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どこまでも美しい、ウールのデニム。― ニッケテキスタイル「MAF WOOL DENIM」


どこまでも美しい、ウールのデニム。― ニッケテキスタイル「MAF WOOL DENIM」

デニムといえば、綿。硬さや色落ちを愛でる、無骨な魅力の世界――そんな常識に、ウールの会社が挑みました。ニッケテキスタイルが手がける「MAF WOOL DENIM(マフ・ウールデニム)」は、100%ウールで織り上げた、これまでにないデニムです。

「MAF」という名前に込めた、上質の証

MAFとは、Merino Authentic Fineの略。「真に良いメリノウール」という意味を持つ、NIKKEが誇る上質素材ブランドです。その上質な素材を使い、ウールで創ったデニムであることから、「MAF WOOL DENIM」という商品ブランド名になりました。

素材開発は1988年、ニュージーランドとの国際プロジェクトから

MAFという素材そのものの開発が始まったのは、1988年のこと。NIKKEとニュージーランド政府による国際プロジェクトとして開発がスタートしました。当時のニュージーランドでは、衣服用に適した細番手の羊毛が採れず、羊の品種改良から取り組む大がかりなプロジェクトになったといいます。これまでMAFは主にスーツ用の素材として販売活動を行ってきましたが、2023年からウールデニムの製品化に踏み出し販売を始めました。

ウールを愛する専門家集団

NIKKEは、ウールを愛する専門家集団です。羊の原毛から厳選し、糸作り・生地作りにおいて、多くの知見を持った職人と共に歩んできました。ウールの良さをより多くの人に伝えていくために、生地の提供だけでなく、縫製品としての提案にも挑戦を続けています。

尾州、世界三大ウール産地のひとつ

尾州での紡績・染色・織りの様子

拠点である愛知県一宮市は、「尾州」とも呼ばれる土地です。イギリスのハダースフィールド、イタリアのビエラと並び、ウールの世界三大産地として知られています。木曽川がもたらす豊かな軟水と温暖な気候に恵まれ、紡績・染色・織りといった、糸から生地への一連の工程を地域内で行える高い技術を持った地域です。

ウール製品は、わずか数%しかない

この商品が生まれた背景には、ひとつの気づきがあります。世の中に出回る衣料品のうち、ウールを使った製品はわずか数%しかなく、多くを合成繊維の製品が占めているという事実です。天然素材ならではの良さ――体感的な心地よさや、環境への配慮――を、もっと多くの人に知ってもらいたいという想いが、この商品づくりの根底にあります。

「ウールのカジュアル化」というミッション

ファッションのカジュアル化が進む中、NIKKEはこれまでどちらかというと、スーツなどの重衣料を主体に事業を展開してきました。そこで、カジュアルな領域でアピールできることはないかと考え、「ウールのカジュアル化ミッション」を掲げました。目をつけたのは、日本製であることの認知度が高い「デニム」でした。

デニムに、もっとエレガンスを

デニムは綿であるという認識が一般的で、そのルーツでもあります。硬さや色落ちといった、いわばマニア向けの、無骨さこそが価値とされてきました。しかし、もっとエレガンスに表現できないか。もっと違う価値観を生み出せないか――そんな問いから、このウールデニムは生まれています。

「どこまでも美しい」というコンセプト

どこまでも美しい MAF WOOL DENIM

MAF WOOL DENIMのコンセプトは、「どこまでも美しい」。見た目の美しさ、まさにエレガントさと、着用したときに体感できる優雅さ。そして、着る人自身に心の美しさが宿ること。そのすべてを求めて作られています。

着こなしの幅を、広げてほしい

この商品を通じて届けたいのは、着こなしの幅が広がる時間です。ビジネスを含め、少しドレス感が求められる場面でも、このウールデニムなら十分に通用するのではないか――と感じられます。

本質からこだわる、というものづくり

ものづくりにおいて大切にしているのは、表面だけでなく、本質的なところからこだわることです。この商品でいえば、その本質にあたるのが原毛の良さ。単に「ウールを使った生地」だから良いのではなく、厳選された極細の原毛を使っているからこそ、良い生地になり、良い肌触りにもなる――そう考えています。

16.5マイクロンの、極細原毛

原毛には、繊度16.5マイクロンという極細のものにこだわっています。ウール特有のチクチク感を軽減し、肌触りの良さを実現するためです。しかもこの原毛は、環境保全や労働環境などに関する世界基準「ZQウール基準」に沿った、トレーサビリティ性を満たしたものを使用しています。

「ゆらぎ糸」が生む、凹凸とラスティックな表情

糸の様子(ゆらぎ糸)

製法でとりわけこだわったのは、糸作りです。撚りと方向の異なる4本の糸を、手をかけて組み合わせた「ゆらぎ糸」。このうねりの大きな糸が、生地の凹凸感やミックス感、ラスティックな表情を生み出しています。

尾州の生地、児島の縫製

児島での縫製の様子

ブランドとして譲れないのは、日本の良さを伝えることです。生地はウールの産地・尾州で、縫製はデニムの産地として知られる岡山県児島地区で行っています。それぞれの産地が持つブランド力を掛け合わせることで、日本の伝統と技術を伝えていきたいと考えています。

商品の魅力を3つ挙げると

キレイ目コーデで着こなす MAF WOOL DENIM

MAF WOOL DENIMの魅力を3つ挙げるとすれば、次の通りです。ひとつ目は、極細原毛から生まれる艶感と、柔らかな肌触り。ふたつ目は、ウールの吸放湿性機能によって、夏でもサラッとベタつかない着心地。そして3つ目が、キレイ目な見た目で、多くのコーディネートに対応できるデニムスタイルであることです。

夏でもサラッと、快適に

デニムは、夏場のベタつき感から敬遠されがちな素材です。しかしMAF WOOL DENIMは、吸放湿性に優れたウールの特性を生かすことで、夏場でも快適に楽しむことができます。いつでもサラッとした、快適な履き心地です。着こなしとしては、大人のキレイ目ファッションとして上品なデニムスタイルを楽しんだり、ビジネスシーンではジャケットと合わせ、カジュアル感を抑えたビジカジスタイルとして取り入れたりすることができます。

男女を超えて選ばれる

メンズ・レディースそれぞれで商品企画を行っていますが、実際にはユニセックスとして選ぶ方も多いといいます。生活に上質感や安らぎを求める方に、体感できる上質さと見た目の上品さから、大人のキレイ目ファッションとして選ばれています。

「ウール100%のデニムは見たことがない」という声

お客様からは、「ウール100%で出来たデニムは見たことがない。唯一無二のオリジナル性が面白い」という声が届いています。

糸作りにかけた、紡績メーカーとしての意地

開発でもっとも苦労したのは、糸作りでした。ここまで手間をかけている企画の生地は、他に類を見ません。デニムの表情を上品に表現するため、糸作りから何度も吟味を重ねたといいます。それは、NIKKEが紡績メーカーであるという意地でもありました。

妥協しなかった、ウール100%へのこだわり

デニムらしさを強調するために、綿を混ぜることも検討したといいます。しかし、オリジナル性とウールの良さを伝えるため、ウール100%にこだわり続けました。

これから目指す先

デニムだけで終わらせるのではなく、今後は多くのアイテムの商品開発を進めていきたいと考えています。良いもの、気に入ったものを大切に長く愛用してもらえる、そんなブランドとして育てていきたい。若い人から年配の方まで、定番として愛用できるキレイ目なコーディネートを、これからも提案していきます。

読者の方へ

まずは、触ってみてください。それだけで、きっと分かるはずです。多くのモノで溢れかえっている世の中だからこそ、本当に愛着が持てるモノに出会ってほしい。そうすれば、大切に長く愛用できる、素晴らしいアイテムになるはずです。

※現在ENGAWA STOREオンラインストアではまだお取り扱いがございません。ENGAWA ASAKUSAにてご購入いただけます。